第9章 日常生活活動・生活環境論と職業前作業療法 01)ADLとQOL ①ADL評価

〈第57回 OT国試 午前30〉

日常生活活動の評価で自記式の評価法はどれか. 
1.PULSES
2.Barthel Index
3.老研式活動能力指標
4.障害老人の日常生活自立度判定基準
5.Katz Activities of Daily Living Index

解答

1.× PULSESは他記式である.
2.× Barthel Indexは他記式である.
3.○ 正しい.
4.× 障害老人の日常生活自立度判定基準は他記式である.
5.× Katz Activities of Daily Living Indexは他記式である.


〈第55回 OT国試 午後27〉

評価の説明で正しいのはどれか. 
1.FIMでは全介助の場合は0点である.
2.WeeFIMの対象年齢は5か月未満である.
3.Barthel Index では100点の場合は独居可能である.
4.障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである.
5.老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する.

解答

1.× FIMでは全介助の場合は1点である.
2.× 2.WeeFIMの対象年齢は6か月~7歳程度である.
3.× Barthel Index では100点の場合であっても独居可能とはいえない.
4.○ 正しい.
5.× 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を自記式で評価する.


〈第47回 OT国試 午後26〉

ADL評価の説明として正しいのはどれか. 
1.FIMの項目で3点は中等度介助である.
2.Wee FIMの項目で10点は完全自立である.
3.Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である.
4.障害高齢者の日常生活自立度判定基準で,ランクAは自立である.
5.認知症高齢者の日常生活自立度判定基準で,ランクⅠは全介助である.

解答

1.○ 正しい.
2.× Wee FIMの項目で7点は完全自立である.
3.× Barthel Indexで合計50点は介助レベルである.
4.× 障害高齢者の日常生活自立度判定基準で,ランクJは自立である.
5.× 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準で,ランクⅠはほぼ自立レベルである.


〈第44回 OT国試 午前43〉

ADL評価について正しいのはどれか. 
1.Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である.
2.FIMの項目で3点なら部分介助である.
3.Wee FIMの項目で10点なら完全自立である.
4.認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ではランクⅠは全介助である.
5.障害高齢者の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である.

解答

1.× Barthel Indexで合計50点は介助レベルである.
2.○ 正しい.
3.× Wee FIMの項目で7点なら完全自立である.
4.× 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準ではランクⅠはほぼ自立レベルである.
5.× 障害高齢者の日常生活自立度判定基準ではランクJが自立である.


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