〈第59回 OT国試 午前6〉
車椅子の写真を示す．使われている部品はどれか．
2．開き式フット・レッグサポート
3．デスク型アームサポート
4．ノブ付きハンドリム
5．トグル式ブレーキ
解答
1．× 折りたたみ式バックサポート
2．× 固定式フット・レッグサポート
3．× 標準型アームサポート
4．× 樹脂製ハンドリム
5．○ 正しい．
〈第41回 OT国試 午前73〉
一般的な車椅子の適合で正しいのはどれか．
1．バックレストの高さは第7頸椎の高さとする．
2．座幅は腰幅に5cm加えた広さとする．
3．座高は下腿長に5cm加えた高さとする．
4．座長は大腿長に5cm加えた長さとする．
5．大車輪は14インチとする．
解答
1．× バックレストの高さは腋窩髙から50～100mm減じた高さとする．
2．× 座幅は臀幅に20mm加えた広さとする．
3．× 前座高は下腿長に50～80mm加えた高さとする．
4．× 座長は座底長から25～50mm減じた長さとする．
5．× 大車輪は22～24インチとする．
〈第48回 OT国試 午後32〉
片麻痺患者の自走用の車椅子の寸法や構造について正しいのはどれか．
1．駆動輪の車軸前後位置 ――― 寸法基準点より後方
2．アームレストの高さ ――― 座位姿勢で肘頭の高さ
3．背もたれの高さ ――― 肩甲骨下角の高さ以下
4．座シートの座幅 ――― 殿部幅（大転子間距離)
5．座シートの奥行き ――― 殿部から膝裏までの長さ
解答
1．× 駆動輪の車軸前後位置 ――― 寸法基準点
2．× アームレストの高さ ――― 座位姿勢で肘頭の高さ+10～20mm
3．○ 正しい．
4．× 座シートの座幅 ――― 殿部幅（大転子間距離)+20mm
5．× 座シートの奥行き ――― 殿部から膝裏までの長さ-25～50mm
〈第44回 OT国試 午前72〉
腰髄損傷者（第1腰髄節まで機能残存）の車椅子適合で正しい組合せはどれか．
1．車軸の位置 ――― 肩関節を通る床面への垂線上
2．座面の幅 ――― 骨盤の横幅+10cm
3．背もたれの高さ ――― 腋窩の高さ-10cm
4．サイド（スカート）ガードの高さ ――― 腸骨稜の高さ-2cm
5．フットサポート（足台）の高さ ――― 床面から2cm
解答
1．× 車軸の位置 ――― 直立座位で両上肢を下ろした際の肩と上肢の直線上
2．× 座面の幅 ――― 骨盤の横幅+20mm
3．○ 背もたれの高さ ――― 腋窩の高さ-50～100mm
4．× サイドガードの高さ ――― 肘頭髙+10～20mm
5．× フットサポートの高さ ――― 床面+50mm
〈第52回 OT国試 午前33〉
標準型車椅子座位姿勢で起きる座圧変化で正しいのはどれか．
1．仙骨座り〈骨盤後傾〉では尾骨部に高い圧がかかる．
2．骨盤左回旋姿勢では右大転子に高い圧がかかる．
3．体幹右側屈姿勢では左坐骨に高い圧がかかる．
4．円背姿勢では下部腰椎部に高い圧がかかる．
5．骨盤前傾姿勢では仙骨部に高い圧がかかる．
解答
1．○ 正しい．
2．× 骨盤左回旋姿勢では左大転子に高い圧がかかる．
3．× 体幹右側屈姿勢では右坐骨に高い圧がかかる．
4．× 円背姿勢では上部腰椎部に高い圧がかかる．
5．× 骨盤前傾姿勢では坐骨部に高い圧がかかる．
〈第51回 OT国試 午前36〉
車椅子の走行介助で誤っているのはどれか．
1．緩斜面は前向きでキャスターを上げて下る．
2．段差は後ろ向きでキャスターを上げて昇る．
3．不整地面はキャスターを上げて走行する．
4．段差は後ろ向きに降りる．
5．坂道は後ろ向きで上る．
解答
1．○ 正しい．
2．○ 正しい．
3．○ 正しい．
4．○ 正しい．
5．× 坂道は前向きで上る．
〈第46回 OT国試 午後30〉
車椅子移動の介助で適切なのはどれか．
1．急な下り坂では前向きのまま下る．
2．急な上り坂ではキャスターを上げる．
3．不整地では平地よりもスピードを上げて押す．
4．片流れ斜面は上側の車輪に重心がかかるように押す．
5．歩道の縁石を降りる場合は前向きでも後ろ向きでもよい．
解答
1．× 急な下り坂では後ろ向きで下る．
2．× 急な上り坂ではキャスターを上げない．
3．× 不整地では平地よりもスピードを下げて押す．
4．× 片流れ斜面は下側の車輪に重心がかかるように押す．
5．× 歩道の縁石を降りる場合は後ろ向きで下りる．
〈第41回 OT国試 午前24〉
車椅子介助で適切でないのはどれか．
1．1
2．2
3．3
4．4
5．5
解答
1．○ 正しい．
2．○ 正しい．
3．○ 正しい．
4．× 後ろ向きでキャスターを上げて昇る，または前向きで昇る．
5．○ 正しい．
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