〈第47回 OT国試 午前20〉
図に示す評価法はどれか.
1.運動とプロセス技能評価(AMPS)
2.機能の全体的評定尺度(GAF)
3.精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
4.精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)
5.精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
解答
1.× AMPSは運動技能16項目とプロセス技能20項目を4尺度で評価する.
2.× GAFは100~1を10点ごとの10段階で評価する.
3.× LASMIは社会生活について5尺度40項目を5尺度で評価する.
4.× Rehabは逸脱行動を7項目3尺度で,全般的行動16項目10尺度で評価する.
5.○ 正しい.
〈第48回 OT国試 午前41〉
症状や問題が少ないほど点数が高くなる評価尺度はどれか.
1.陰性症状評価尺度(SANS)
2.機能の全体的評定尺度(GAF)
3.簡易精神症状評価尺度(BPRS)
4.精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
5.精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)
解答
1.× SANSは症状や問題が多いほど点数が高くなる評価尺度である.
2.○ 正しい.
3.× BPRSは症状や問題が多いほど点数が高くなる評価尺度である.
4.× LASMIは症状や問題が多いほど点数が高くなる評価尺度である.
5.× Rehabは症状や問題が多いほど点数が高くなる評価尺度である.
〈第49回 OT国試 午前39〉
評価基準の一部を表に示す.表に示した精神障害者対象の評価尺度はどれか.
1.GAF(機能の全体的評定尺度)
2.COPM(カナダ作業遂行測定)
3.LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
4.Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
5.SF-36(the MOS 36-item short-form health survey)
解答
1.○ 正しい.
2.× COPMは作業に関する満足度を10段階で聞く.
3.× LASMIは社会生活について5尺度40項目を5尺度で評価する.
4.× Rehabは逸脱行動を7項目3尺度で,全般的行動16項目10尺度で評価する.
5.× SF-36は8尺度36項目を評価する.
〈第50回 OT国試 午後39〉
評価基準の一部を図に示す.評価法はどれか.
1.SMSF(inventory scale for mood and sense of fatigue)
2.精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
3.BACS-J(統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版)
4.Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
5.LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
解答
1.× SMSFは気分状態・疲労感・回復感について13項目をVASで評価する.
2.× 精神障害者ケアアセスメントは日常生活・社会生活7項目を評価する.
3.× BACS-Jは6項目を評価する.
4.× Rehabは逸脱行動を7項目3尺度で,全般的行動16項目10尺度で評価する.
5.○ 正しい.
〈第54回 OT国試 午前41〉
ある評価法で用いられる図を示す.この評価法はどれか.(D/日常生活 I/対人関係 W/労働 E/持続性・安定性 R/自己認識)
1.BPRS
2.Rehab
3.LASMI
4.PANSS
5.HRS-D(Hamilton rating scale for depression)
解答
1.× BPRSは18項目を7段階で評価する.
2.× Rehabは逸脱行動を7項目3尺度で,全般的行動16項目10尺度で評価する.
3.○ 正しい.
4.× PANSSは30項目を7段階で評価する.
5.× HRS-Dは17項目を0~52点(または21項目を0~64点)で評価する.
〈第57回 OT国試 午後41〉
「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれる社会機能の評価法はどれか.
1.SFS
2.Rehab
3.SF-36
4.LASMI
5.精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
解答
1.× SFS(社会機能評価尺度)は社会生活技能について19項目で評価する.
2.× Rehabは逸脱行動を7項目3尺度で,全般的行動16項目10尺度で評価する.
3.× SF-36は健康関連QOL を8尺度36項目を評価する.
4.○ 正しい.
5.× 精神障害者ケアアセスメントは日常生活・社会生活7項目を評価する.
〈第53回 OT国試 午前41〉
「持続性・安定性」の下位尺度が含まれる社会機能の評価法はどれか.
1.ESCROW Profile
2.GAF〈Global Assessment of Functioning Scale〉
3.LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉
4.Rehab 〈Rehabilitation Evaluation Hall and Baker〉
5.SOFAS〈Social and Occupational Functioning Assessment Scale〉
解答
1.× ESCROW Profileは社会的不利の評価である.
2.× GAFは精神障害者の全般的機能評価である.
3.○ 正しい.
4.× Rehabは逸脱行動と全般的行動評価である.
5.× SOFASは社会的職業的機能評価尺度である.
〈第46回 OT国試 午後50〉
評価者と対象者との関わりの期間が1か月以上必要とされる評価法はどれか.
1.カナダ作業遂行測定(COPM)
2.機能の全体的評定尺度(GAF)
3.作業に関する自己評価(OSA)
4.精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
5.精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ LASMIは対象者との関わりが1か月以上経過した評価者に限られる.
5.× Rehabは対象者の1週間の日常生活の行動を評価する.
〈第52回 OT国試 午後39〉
幻覚の精神症状評価を含む尺度はどれか.2つ選べ.
1.BPRS
2.CDR
3.FAST
4.LASMI
5.PANSS
解答
1.○ 正しい.
2.× CDRは認知症の重症度評価である.
3.× FASTはアルツハイマー病の重症度評価である.
4.× LASMIは社会生活能力を評価する.
5.○ 正しい.
〈第50回 OT国試 午前41〉
うつ状態の評価を含む尺度はどれか.2つ選べ.
1.BPRS
2.POMS
3.TEG
4.WAIS-Ⅲ
5.WCST
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× TEGは人格検査である.
4.× WAIS-Ⅲは知能検査である.
5.× WCSTは前頭葉機能検査である.
〈第59回 OT国試 午前41〉
Rehabの説明で誤っているのはどれか.
1.全般的行動は,最重度・中程度・最軽度の3点の指標をもつVASで評価する.
2.第1部の逸脱行動の評価では,行動が病的体験に基づくかを問題にしない.
3.第2部の全般的行動のサブカテゴリーは各3項目で構成されている.
4.評価者は1週間以上の直接行動観察が必要である.
5.評価可能な対象は精神障害者全般である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 第2部の全般的行動のサブカテゴリーは社会的活動性6項目,言葉のわかりやすさ2項目,セルフケア5項目,社会生活の技能3項目で構成されている.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
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