第6章 内部障害作業療法学 08)老年期障害 ⑧作業療法

〈第44回 OT国試 午前64〉

高齢者の病態と作業療法との組合せで適切なのはどれか. 
1.難聴 ――― かん高い声で話しかける.
2.白内障 ――― 陽の当たる明るい場所は避ける.
3.うつ症状 ――― 激励する様に話しかける.
4.骨粗鬆症 ――― 腰痛時は体幹前屈位を勧める.
5.記銘力低下 ――― 課題を早めに変更する.

解答

1.× 難聴 ――― 低い声で話しかける.
2.○ 正しい.
3.× うつ症状 ――― 激励する様に話しかけるのは避ける.
4.× 骨粗鬆症 ――― 腰痛時は体幹伸展位を勧める.
5.× 記銘力低下 ――― 課題は早めに変更しない.


〈第42回 OT国試 午前73〉

高齢者が座位で行うぬり絵活動の効果で適切でないのはどれか. 
1.思考・判断力の改善
2.肩関節可動域の拡大
3.目と手の協調の改善
4.手指筋力の増強
5.座位耐久性の改善

解答

1.○ 正しい.
2.× 座位で行うぬり絵活動では肩関節の動きが大きくないため肩関節可動域の拡大の効果はない.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


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