第6章 内部障害作業療法学 07)摂食・嚥下障害 ③嚥下訓練

〈第58回 OT国試 午前36〉

摂食嚥下障害で正しいのはどれか. 
1.液体は誤嚥しにくい.
2.認知機能の影響は受けない.
3.むせがなければ誤嚥はない.
4.頸部を屈曲すると嚥下反射は遅れる.
5.梨状窩は咽頭残留の好発部位である.

解答

1.× 液体は誤嚥しやすい.
2.× 認知機能の影響は受ける.
3.× むせがなくとも誤嚥はある.
4.× 頸部を屈曲すると嚥下反射を促進する.
5.○ 正しい.


〈第45回 OT国試 午前37〉

摂食・嚥下障害で正しいのはどれか. 
1.液体の誤嚥は少ない.
2.認知機能の影響は受けない.
3.むせなければ誤嚥なしと判断する.
4.梨状窩は咽頭残留の好発部位である.
5.頸部前屈位は嚥下反射を遅延させる.

解答

1.× 液体の誤嚥は多い.
2.× 認知機能の影響は受ける.
3.× むせがなくとも誤嚥の可能性を考える.
4.○ 正しい.
5.× 頸部前屈位は嚥下反射を促進させる.


〈第48回 OT国試 午後34〉

嚥下障害に対するShaker(シャキア)法の効果で正しいのはどれか. 
1.認知機能改善
2.咀嚼力改善
3.口腔送り込み改善
4.喉頭挙上改善
5.食道蠕動改善

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ Shaker法は舌骨上筋群の筋力強化を図り喉頭挙上を促進し,食道入口部開大を促す間接訓練である.
5.× 誤り.


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