第6章 内部障害作業療法学 06)がんリハ ③上肢リンパ浮腫

〈第58回 OT国試 午前22〉

上肢にリンパ浮腫(病期分類Ⅱ期)がある患者に対する生活指導として最も適切なのはどれか. 
1.日光浴をする.
2.患肢の挙上を避ける.
3.患肢で血圧を測定する.
4.高い温度で入浴する.
5.正常なリンパ節へ向けてマッサージを行う.

解答

1.× 皮膚障害が生じる場合があるので直射日光を避けるよう指導する.
2.× 浮腫予防のため患肢の挙上を心がけるよう指導する.
3.× 循環障害があるので非患肢で血圧を測定する.
4.× 循環障害があるので高い温度での入浴は避けるよう指導する.
5.○ 正しい.


〈第52回 OT国試 午前36〉

上肢にリンパ浮腫がある乳癌術後患者に対する生活上の指導として最も適切なのはどれか. 
1.日光浴をする.
2.患肢の挙上を避ける.
3.高い温度で温浴をする.
4.アームスリングで保護する.
5.正常なリンパ節へ向けてマッサージを行う.

解答

1.× 皮膚障害が生じる場合があるので直射日光を避けるよう指導する.
2.× 浮腫予防のため患肢の挙上を心がけるよう指導する.
3.× 循環障害があるので高い温度での温浴は避けるよう指導する.
4.× アームスリングなどで上肢を固定すると関節拘縮などを招くので適切でない.
5.○ 正しい.


〈第47回 OT国試 午前38〉

上肢にリンパ浮腫がある乳癌術後患者に対するADL指導として最も適切なのはどれか. 
1.日光浴をする.
2.三角巾で保護する.
3.自動介助運動をする.
4.患肢の挙上を避ける.
5.高い温度で温浴をする.

解答

1.× 皮膚障害が生じる場合があるので直射日光を避けるよう指導する.
2.× 三角巾などで上肢を固定すると関節拘縮などを招くので適切でない.
3.○ 正しい.
4.× 浮腫予防のため患肢の挙上を心がけるよう指導する.
5.× 循環障害があるので高い温度での温浴は避けるよう指導する.


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