第4章 運動器障害作業療法学 09)種々の整形外科疾患 ②作業療法

〈第48回 OT国試 午前34〉

作業療法で正しいのはどれか. 
1.テニス肘では90°以上の肘屈曲を避ける.
2.切断指再接着直後の浮腫には寒冷療法を用いる.
3.肩関節腱板断裂では肩甲骨の回旋運動を制限する.
4.ZoneⅡの屈筋腱損傷の術直後は手関節を屈曲位に保つ.
5.上腕骨骨幹部骨折では肩関節内外旋訓練を早期に開始する.

解答

1.× テニス肘では肘伸展位,前腕回内,手関節背屈位での動作を避ける.
2.× 切断指再接着直後の浮腫に寒冷療法は効果がない.
3.× 肩関節腱板断裂では肩甲骨の回旋運動は制限しない.
4.○ 正しい.
5.× 上腕骨骨幹部骨折では早期の肩関節内外旋訓練は骨癒合を妨げるため禁忌である.


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