第7章 精神障害作業療法学 02)気分障害(感情障害) ③躁病

〈第57回 OT国試 午前45〉

躁病相の初期評価時に得るべき情報として適切でないのはどれか. 
1.問題行動に対する本人の捉え方
2.本人が社会で担ってきた役割
3.処方されている薬物
4.睡眠の状態
5.併存疾患

解答

1.× 問題行動に対する本人の捉え方は,躁病相の回復期以降に得るべき情報である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第49回 OT国試 午前46〉

軽躁状態の患者に対する作業療法の目的として適切なのはどれか. 
1.関心の拡大
2.病感の獲得
3.対人交流の改善
4.自己評価の向上
5.自己決断能力の向上

解答

1.× 誤り.
2.○ 病感(自分の状態に対する異様な自覚体験)を獲得し自己抑制機能の向上を図る.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


Back | 【第7章 精神障害作業療法学 目次】 | Next