〈第52回 OT国試 午後38〉
慢性期頸髄損傷の残存機能レベルと使用する機器の組合せで正しいのはどれか.
1.第3頸髄節 ――― 環境制御装置
2.第4頸髄節 ――― 人工呼吸器
3.第5頸髄節 ――― チンコントロール電動車椅子
4.第6頸髄節 ――― BFO
5.第7頸髄節 ――― コックアップスプリント
解答
1.○ 正しい.
2.× 第3頸髄節 ――― 人工呼吸器
3.× 第5頸髄節 ――― ノブ付ハンドリム車椅子
4.× 第5頸髄節 ――― BFO
5.× 第5頸髄節 ――― コックアップスプリント
〈第44回 OT国試 午前54〉
頸髄損傷の残存機能レベルと機器との組合せで適切なのはどれか.
1.C4 ――― 環境制御装置
2.C5 ――― ノブ型ハンドル回旋装置
3.C6 ――― 食事介助ロボット
4.C7 ――― 走査式書字装置
5.C8 ――― ベッド移乗用リフター
解答
1.○ 正しい.
2.× C6 ――― ノブ型ハンドル回旋装置
3.× C4 ――― 食事介助ロボット
4.× C3 ――― 走査式書字装置
5.× C5 ――― ベッド移乗用リフター
〈第45回 OT国試 午後12〉
頸髄損傷の残存機能レベルと用いられる装具で適切なのはどれか.
1.C4
2.C5
3.C6
4.C7
5.C8
解答
1.× 舟型安静用スプリントのため適応外である.
2.× RICスプリントはC6機能残存に適応となる.
3.× 長対立装具はC5機能残存に適応となる.
4.○ 正しい.
5.× リングメイトはスワンネック変形に適応となる.
〈第50回 OT国試 午前11〉
20歳の男性.頸髄完全損傷.動作獲得を制限する関節可動域制限,残存筋力の低下および合併症はない.洋式便座に側方移乗で移乗し,便座上座位で排便を行う.この患者が使用する坐薬挿入の自助具と,自助具を使用する際の姿勢を図に示す.Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類による最上位の機能残存レベルはどれか.
1.C6A
2.C6B1
3.C6B2
4.C6B3
5.C7A
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 便座への側方移乗が可能なのでC6BⅢである.
5.× 誤り.
〈第47回 OT国試 午後10〉
頸髄損傷患者が自助具を装着した様子を図に示す.この患者のZancolliの頸髄損傷分類はどれか.
1.C5A
2.C6A
3.C6B1
4.C6B3
5.C8A
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 万能カフの使用なのでC6BⅢである.
5.× 誤り.
〈第56回 OT国試 午前3〉
25歳の男性.頸髄完全損傷.手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない.書字の際のボールペンを把持した場面を示す.片手では困難で,両手でボールペンを保持する動作が観察された.このような動作を行う頸髄傷患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか.
1.C5A
2.C6A
3.C6B3
4.C7A
5.C8B
解答
1.× C5Aは自助具を使用しないボールペン把持は困難である.
2.○ 正しい.
3.× C6B3は片手でボールペン把持が可能である.
4.× C7Aは片手でボールペン把持が可能である.
5.× C8Bは片手でボールペン把持が可能である.
〈第53回 OT国試 午後7〉
20歳の男性.頸髄完全損傷.手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない.食事の際のフォークの把持と口元へのリーチの場面を示す.この動作が獲得できる頸髄損傷患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか.
1.C5A
2.C6A
3.C6B2
4.C7A
5.C8B
解答
1.× 誤り.
2.○ 手関節伸筋を使用せずに背屈しているのでC6Aである.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
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