第2章 神経筋障害作業療法学 07)その他の神経筋疾患 ④神経筋接合部疾患

〈第59回 OT国試 午後24〉

重症筋無力症で正しいのはどれか. 
1.肺小細胞癌を合併する.
2.Parkinson病より患者数が多い.
3.テンシロン試験で症状が改善する.
4.血清クレアチンキナーゼ値が上昇する.
5.誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める.

解答

1.× 肺小細胞癌を合併するのはLambert-Eaton症候群である.
2.× 重症筋無力症はParkinson病より患者数が少ない.
3.○ 正しい.
4.× 重症筋無力症は血清抗アセチルコリン受容体抗体値が上昇する.
5.× 重症筋無力症は誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸減を認める.


〈第54回 OT国試 午後33〉

ボツリヌス毒素を用いた治療で,効果の一般的な持続期間はどれか. 
1.1~2日間
2.1~2週間
3.3~4か月間
4.2~3年間
5.4年以上

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ ボツリヌス毒素を用いた治療の効果持続は約3~6か月である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


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