〈第48回 OT国試 午前24〉
運動とプロセス技能評価(AMPS)について正しいのはどれか.
1.対象者から聴取によって評価できる.
2.ハンドルズ(Handles)は運動技能項目である.
3.コーディネーツ(Coordinates)はプロセス技能項目である.
4.職場における自立の可能性を予測する測定値を算出できる.
5.課題ごとに運動技能とプロセス技能の難易度が設定されている.
解答
1.× AMPSは対象者の課題遂行状況の観察によって評価できる.
2.× AMPSのハンドルズはプロセス技能項目である.
3.× AMPSのコーディネーツは運動技能項目である.
4.× AMPSは職場における自立の可能性を予測する測定値の算出はできない.
5.○ 正しい.
〈第52回 OT国試 午後23〉
患者に対するOSAについて正しいのはどれか.
1.役割の有無を示す.
2.身体機能の状態を示す.
3.行動状況をVASで示す.
4.生活史をスロープで示す.
5.希望する改善点を優先順位で示す.
解答
1.× OSAは有能性と重要度および改善したいことを把握するもので役割の有無は示さない.
2.× OSAは作業に関する自己評価であり身体機能の状態は示さない.
3.× OSAは作業に関する自己評価であり行動状況はVASで示さない.
4.× OSAは生活史をスロープで示さない.
5.○ 正しい.
〈第51回 OT国試 午後27〉
OSAについて正しいのはどれか.2つ選べ.
1.自己と環境についての質問で構成されている.
2.作業の遂行度を10段階で把握する.
3.人間作業モデルに基づいている.
4.自己の興味の種類を把握する.
5.行動観察評価である.
解答
1.○ 正しい.
2.× OSAの技能および作業遂行に関しては11項目からなる.
3.○ 正しい.
4.× OSAは主観的QOLの状態を評価する.
5.× OSAは質問紙法評価である.
〈第59回 OT国試 午後22〉
COPMの実施過程で作業が6つ特定された.次の手順でスコア化するのはどれか.
1.緊急度
2.自立度
3.重要度
4.遂行度
5.満足度
解答
1.× COPMでは問題点の特定の次に重要度をスコア化する.
2.× COPMでは問題点の特定の次に重要度をスコア化する.
3.○ 正しい.
4.× COPMでは重要度の次に遂行度と満足度のスコア化する.
5.× COPMでは重要度の次に遂行度と満足度のスコア化する.
〈第47回 OT国試 午前25〉
訪問作業療法で対象者と何に取り組むかを決定するためにカナダ作業遂行測定(COPM)を用いることとした.正しいのはどれか.
1.対象者の能力向上に効果的な作業を作業療法士が選択する.
2.作業の遂行度は過去1週間に何回実施したかで評価する.
3.障害の状態から実施すべき作業の重要度を評価する.
4.実際の作業遂行状況を家族から聴取する.
5.作業に関する満足度を10段階で聞く.
解答
1.× COPMは本人が遂行している,または遂行したいと思っている作業について,優先順位と満足度を評価する.
2.× COPMは作業の遂行度と満足度で評価する.
3.× COPMは作業の重要度は関係ない.
4.× COPMは実際の作業遂行状況を本人から聴取する.
5.○ 正しい.
〈第50回 OT国試 午後3〉
70代の女性.右利き.脳出血による重度の右片麻痺.長男の家族と同居している.発症後7か月で訪問による作業療法が開始された.初回評価のCOPMの結果を表に示す.適切なのはどれか.
1.介入後に遂行度と満足度とを再評価する.
2.ADLである入浴から介入を開始する.
3.麻痺側上肢での調理を実施する.
4.すべて12段階で評価する.
5.猫の世話は家族に任せる.
解答
1.○ 正しい.
2.× 重要度は8と高めだが,現在の遂行度・満足度ともに1であり,この作業から介入を始めることは考えにくい.
3.× 麻痺側上肢での調理は,身体状況とかけ離れている.
4.× 評定は10段階で行われる.
5.× 重要度が満点で,遂行度・満足度5点であれば,本人ができるよう支援する.
〈第57回 OT国試 午後38〉
MTDLPで正しいのはどれか.
1.合意目標の遂行度を聞き取る.
2.家族が困っている問題は聞き取らない.
3.アセスメントではICIDHの視点を用いる.
4.アセスメントシートには個人因子の分析が含まれる.
5.生活課題分析シートで対象者の活動を幅広く捉える.
解答
1.× 合意目標を達成するための具体的な計画を立案する.
2.× 家族が困っている問題も聞き取る.
3.× アセスメントではICFの視点を用いる.
4.× アセスメントシートには個人因子の分析が含まれない.
5.○ 正しい.
〈第54回 OT国試 午後22〉
MTDLPで正しいのはどれか.
1.作業療法士が重要と考える生活行為を実現するためのプログラムである.
2.終末期患者には適用しない.
3.本人・家族・支援者の連携を促進する.
4.3つのシートで構成される.
5.目標とした生活行為の満足度は,1~100点で自己評価する.
解答
1.× MTDLPは本人・家族・支援者が合意した目標を達成する為のプログラムである.
2.× MTDLPは聞き取りができれば適応となる.
3.○ 正しい.
4.× MTDLPは3つの基本ツールで構成される.
5.× MTDLPの目標とした生活行為の満足度は,1~10点で自己評価する.
〈第59回 OT国試 午前35〉
MTDLPで正しいのはどれか.
1.遂行度を聞き取る.
2.家族に聞き取りを行う.
3.ICIDHの視点を用いている.
4.精神障害患者には通用しない.
5.ADLに関する客観的な評価は用いない.
解答
1.× MTDLPは生活行為を聞き取る.
2.○ 正しい.
3.× MTDLPはICFの視点を用いている.
4.× MTDLPは精神障害患者にも通用する.
5.× MTDLPはADLに関する客観的な評価は用いる.
〈第56回 OT国試 午後35〉
生活行為向上マネジメントで正しいのはどれか.
1.アメリカで開発された評価法である.
2.作業療法士の臨床思考過程を分析して開発された.
3.心身機能の回復に関するプログラムは含まれない.
4.作業療法士が重要と判断した作業に焦点を当てアセスメントする.
5.アセスメント項目に心身機能・身体構造に関する予後予測は含まれない.
解答
1.× 生活行為向上マネジメントは日本で開発された評価法である.
2.○ 正しい.
3.× 生活行為向上マネジメントは心身機能の回復に関するプログラムを含む.
4.× 生活行為向上マネジメントは対象者と支援者が合意した生活目標を立てる.
5.× 生活行為向上マネジメントのアセスメント項目に心身機能・身体構造に関する予後予測は含まれる.
〈第58回 OT国試 午後28〉
対象者に直接,満足度を問うことができるのはどれか.2つ選べ.
1.AMPS
2.COPM
3.OSAⅡ
4.MTDLP
5.NPI興味チェックリスト
解答
1.× AMPSはADLとIADLに関する観察型評価である.
2.○ 正しい.
3.× OSAⅡは作業に関 する自己評価である.
4.○ 正しい.
5.× NPI興味チェックリストは対象者の興味の強さに関する質問紙である.
〈第57回 OT国試 午後25〉
観察に基づく評価法はどれか.2つ選べ.
1.AIMS
2.AMPS
3.COPM
4.MMSE
5.OSAⅡ(Occupational Self AssessmentⅡ)
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× COPMは質問紙法評価である.
4.× MMSEは質問紙法評価である.
5.× OSAⅡは質問紙法評価である.
〈第54回 OT国試 午前22〉
作業療法の評価で正しいのはどれか.
1.MTDLPは質問紙による評価である.
2.COPMはセラピストの意見を中心に評価する.
3.人間作業モデルを構成するのは運動面と精神面である.
4.クライアント中心の実践は,評価結果を本人に提示しない.
5.作業遂行は人-環境-作業の相互作用の結果として生じる.
解答
1.× MTDLPは聞き取り・分析・支援計画立案・実施・再評価まで全てのマネジメントプロセスを含む.
2.× COPMは対象者から直接満足度などを聴取し評価する.
3.× 人間作業モデルを構成するのは,内部の意志・習慣化・遂行の3つの要素と環境との相互交流である.
4.× クライアント中心の実践は,評価結果を本人に本人に提示する.
5.○ 正しい.
〈第55回 OT国試 午前23〉
作業遂行の評価の説明で正しいのはどれか.
1.意志質問紙は生活満足度を評価する.
2.AMPSは患者への質問紙により評価する.
3.興味チェックリストは作業の満足度を評価する.
4.COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する.
5.役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する.
解答
1.× 意志質問紙は意欲・行動を評価する.
2.× COPMは患者への質問紙により評価する.
3.× 興味チェックリストは興味の強さを評価する.
4.× AMPSは作業の運動技能と処理技能を評価する.
5.○ 正しい.
〈第54回 OT国試 午後29〉
作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか.
1.意志質問紙は満足度を評価する.
2.AMPSは運動技能と処理技能を評価する.
4.興味チェックリストは作業の到達度を評価する.
4.役割チェックリストは役割の認識と数を評価する.
5.COPMは作業の遂行度,重要度,認識度を評価する.
解答
1.× 意志質問紙は意欲・行動を評価する.
2.○ 正しい.
3.× 興味チェックリストは興味の強さを評価する.
4.× 役割チェックリストは主要な役割を明らかにし,その役割の価値・重要さを評価する.
5.× COPMは遂行度・重要度・満足度を評価する.
〈第56回 OT国試 午後36〉
評価とその内容の組合せで正しいのはどれか.
1.COPM ――― 作業の運動技能
2.SF-36 ――― 介護負担
3.意志質問紙 ――― 生活満足度
4.GBSスケール ――― 認知症の症状
5.興味チェックリスト ――― 作業の遂行度
解答
1.× COPM ――― 作業の遂行度
2.× SF-36 ――― 健康関連QOL
3.× 意志質問紙 ――― 人間作業モデルの評価
4.○ 正しい.
5.× 興味チェックリスト ――― 興味の評価
〈第57回 OT国試 午前29〉
評価法と障害の組合せで正しいのはどれか.
1.BADS ――― 気分障害
2.MMPI ――― 注意障害
3.POMS ――― 視知覚障害
4.SPTA ――― 記憶障害
5.WCST ――― 遂行機能障害
解答
1.× BADS ――― 遂行機能障害
2.× MMPI ――― 人格障害
3.× POMS ――― 気分障害
4.× SPTA ――― 標準高次動作性検査
5.○ 正しい.
〈第56回 OT国試 午後26〉
検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか.
1.GMFM ――― 日常生活活動
2.WISC-Ⅳ ――― ワーキングメモリー
3.S-M社会生活能力検査 ――― 心理的発達
4.フロスティグ視知覚検査 ――― 巧緻運動
5.遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ――― 粗大運動
解答
1.× GMFM ――― 粗大運動
2.○ 正しい.
3.× S-M社会生活能力検査 ――― 適応機能(行動)
4.× フロスティグ視知覚検査 ――― 視知覚能力
5.× 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ――― 運動・社会性・言語
〈第41回 OT国試 午前45〉
適切でない組合せはどれか.
1.Barthel index ――― 日常生活活動
2.Fugl-Meyer scale ――― 意識障害
3.BIT(Behavioral Inattention Test) ――― 半側空間無視
4.STEF ――― 上肢機能
5.WAIS-R ――― 知能
解答
1.○ 正しい.
2.× Fugl-Meyer scale ――― 脳卒中片麻痺
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第58回 OT国試 午後40〉
検査法とその方法の組合せで正しいのはどれか.
1.BPRS ――― 自記式質問紙
2.GAF ――― 半構造化面接
3.HTP ――― 構造化面接
4.Rehab ――― 行動観察
5.SDS ――― 描画法
解答
1.× BBPRS ――― 半構造化面接
2.× GAF ――― 行動観察
3.× HTP ――― 描画法
4.○ 正しい.
5.× SDS ――― 自記式質問紙
〈第42回 OT国試 午前45〉
疾患と神経学的検査法との組合せで適切なのはどれか.
1.筋萎縮性側索硬化症 ――― 母指球擦過によるオトガイ筋収縮
2.書痙 ――― 手関節部でのTinel徴候
3.小脳梗塞 ――― 母指球叩打後の持続的筋収縮
4.筋緊張性ジストロフィー ――― 手掌擦過時の強制把握
5.パーキンソン病 ――― 中指尖部を弾いた後の母指内転運動
解答
1.○ 正しい.
2.× 手根管症候群 ――― 手関節部でのTinel徴候
3.× 筋緊張性ジストロフィー ――― 母指球叩打後の持続的筋収縮
4.× 前頭葉損傷 ――― 手掌擦過時の強制把握
5.× 錐体路障害 ――― 中指尖部を弾いた後の母指内転運動
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