第1章 作業療法評価学 04)感覚・痛覚検査 ②疼痛検査

〈第57回 OT国試 午後23〉

痛みの種類について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.侵害受容性疼痛は器質的疾患に多い.
2.心因性疼痛は多くの要因が複雑に関与する.
3.神経障害性疼痛は非ステロイド性抗炎症薬が効果的である.
4.侵害受容性疼痛は痛み感覚の神経経路が障害され支配領域に痛みを感じる.
5.神経障害性疼痛は末梢の受容器が熱や機械的刺激で活性化し痛みを感じる.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 侵害受容性疼痛は非ステロイド性抗炎症薬が効果的である.
4.× 神経障害性疼痛は痛み感覚の神経経路が障害され支配領域に痛みを感じる.
5.× 侵害受容性疼痛は末梢の受容器が熱や機械的刺激で活性化し痛みを感じる.


〈第53回 OT国試 午前27〉

痛みの評価について正しいのはどれか. 
1.VASで痛みの強さを評価する.
2.フェイス・スケールで痛みの部位を評価する.
3.Abbey pain scaleは質問紙による評価である.
4.NRS〈numerical rating scale〉で痛みの性状を評価する.
5.STAS-J 〈Japanese version of the support team assessment schedule〉で痛みの経過を評価する.

解答

1.○ 正しい.
2.× フェイス・スケールで痛みの程度を評価する.
3.× Abbey pain scaleは自分で痛みを訴えられない患者の痛みの強さの評価である.
4.× NRSで痛みの強さを評価する.
5.× STAS-J で痛みの日常生活への影響を評価する.


〈第54回 OT国試 午前26〉

トータルペインのうちスピリチュアルペインはどれか. 
1.体の倦怠感
2.薬の副作用
3.家庭内の問題
4.生きる価値の喪失
5.日常生活活動の困難さ

解答

1.× 体の倦怠感は身体的苦痛である.
2.× 薬の副作用は身体的苦痛である.
3.× 家庭内の問題は社会的苦痛である.
4.○ 正しい.
5.× 日常生活活動の困難さは身体的苦痛である.


Back | 【第1章 作業療法評価学 目次】 | Next