第1章 作業療法評価学 01)関節可動域測定 ③基本原則

〈第46回 OT国試 午後22〉

関節可動域測定で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.足部では回外と外転とを分けて測定する.
2.運動失調症患者では自動運動の可動域は測定できない.
3.深指屈筋短縮があると手関節背屈で指関節伸展の角度が減少する.
4.関節リウマチ患者では他動運動の可動域よりも自動運動の可動域の方が角度が大きい.
5.Danielsらの徒手筋力テストで段階2-(Poor-)では自動運動の可動域の角度が減少する.

解答

1.× 足部の関節可動域測定は回外と外転とを分けずに外転として測定する.
2.× 運動失調症患者でも自動運動の可動域は測定できる.
3.○ 正しい.
4.× 関節リウマチ患者では自動運動の可動域よりも他動運動の可動域の方が角度が大きい.
5.○ 正しい.


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