第56回理学療法士・作業療法士国家試験 午後51~100

【51】脳底動脈から直接分岐する血管はどれか.2つ選べ. 
1.前大脳動脈
2.中大脳動脈
3.後交通動脈
4.上小脳動脈
5.前下小脳動脈

解答

1.× 前大脳動脈は内頸動脈から直接分岐する.
2.× 中大脳動脈は内頸動脈から直接分岐する.
3.× 後交通動脈は内頸動脈から直接分岐する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【52】脳構造について正しいのはどれか. 
1.小脳テントは脳底槽にある.
2.脳静脈洞は硬膜下腔の中を通る.
3.大脳鎌はSylvius裂内に位置する.
4.くも膜と軟膜の間がくも膜下腔である.
5.透明中隔は第三脳室と第四脳室の間にある.

解答

1.× 小脳テントは後頭葉と小脳の間にある.
2.× 脳静脈洞は硬膜の中を通る.
3.× 大脳鎌は大脳縦裂内に位置する.
4.○ 正しい.
5.× 透明中隔は左右の側脳室の間にある.


【53】骨について正しいのはどれか. 
1.皮質骨は骨梁から形成される.
2.幼児期の骨髄は黄色骨髄である.
3.海綿骨の表面は骨膜で覆われている.
4.皮質骨にはHavers〈ハバース〉管が存在する.
5.骨は軟骨よりもプロテオグリカンを豊富に含む.

解答

1.× 海綿骨は骨梁で形成される.
2.× 幼児期の骨髄は赤色骨髄である.
3.× 皮質骨の表面は骨膜で覆われている.
4.○ 正しい.
5.× 軟骨は骨よりもプロテオグリカンを豊富に含む.


【54】腱板を構成する筋はどれか. 
1.肩甲下筋
2.三角筋
3.上腕筋
4.僧帽筋
5.大円筋

解答

1.○ 正しい.
2.× 腱板を構成する筋は棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋である.
3.× 腱板を構成する筋は棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋である.
4.× 腱板を構成する筋は棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋である.
5.× 腱板を構成する筋は棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋である.


【55】足関節外側面において,外果の前方を走行する筋はどれか. 
1.後脛骨筋
2.短腓骨筋
3.長腓骨筋
4.第3腓骨筋
5.長母指屈筋

解答

1.× 後脛骨筋は内果の後方を走行する.
2.× 短腓骨筋は外果の後方を走行する.
3.× 長腓骨筋は外果の後方を走行する.
4.○ 正しい.
5.× 長母指屈筋は内果の後方を走行する.


【56】体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体があるのはどれか. 
1.延髄
2.視床
3.脊髄後角
4.大脳皮質
5.脊髄後根神経節

解答

1.× 識別性触・圧覚と意識性深部覚の二次ニューロンの細胞体は延髄下部にある.
2.× 体性感覚神経の三次ニューロンの細胞体は視床にある.
3.× 非識別性触・圧覚と温痛覚の二次ニューロンの細胞体は脊髄後角にある.
4.× 体性感覚神経の三次ニューロンの軸索は大脳皮質体性感覚野に至る.
5.○ 正しい.


【57】橈骨神経が支配する筋はどれか.2つ選べ. 
1.肘筋
2.回外筋
3.背側骨間筋
4.方形回内筋
5.短母指外転筋

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 背側骨間筋は尺骨神経支配である.
4.× 方形回内筋は正中神経(前骨間神経)支配である.
5.× 短母指外転筋は正中神経支配である.


【58】動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか. 
1.総頸動脈 ――― 胸鎖乳突筋の前縁
2.上腕動脈 ――― 上腕二頭筋腱の外側縁
3.橈骨動脈 ――― 前腕掌側面の内側近位部
4.大腿動脈 ――― 鼠径部の腸腰筋の外側
5.足背動脈 ――― 外果の後方

解答

1.○ 正しい.
2.× 上腕動脈 ――― 上腕二頭筋腱の内側縁
3.× 橈骨動脈 ――― 前腕掌側面の外側遠位部
4.× 大腿動脈 ――― 鼠径部の腸腰筋の内側
5.× 足背動脈 ――― 足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間


【59】尿路について正しいのはどれか. 
1.膀胱の粘膜は扁平上皮である.
2.内尿道括約筋は横紋筋からなる.
3.尿管内部には逆流防止弁がある.
4.成人の膀胱の最大容量は約1,200mLである.
5.成人の初発尿意は膀胱容量300~350mLで生じる.

解答

1.× 膀胱の粘膜は移行上皮である.
2.× 内尿道括約筋は平滑筋からなる.
3.× 尿管内部には逆流防止弁がない.
4.× 成人の膀胱の最大容量は通常500~600ml(800ml)である.
5.× 成人の初発尿意は膀胱容量150~200mLで生じる.


【60】DNAに含まれないのはどれか. 
1.アデニン
2.ウラシル
3.グアニン
4.シトシン
5.チミン

解答

1.○ 含まれる.
2.× ウラシルはRNAに含まれる.
3.○ 含まれる.
4.○ 含まれる.
5.○ 含まれる.


【61】三叉神経が関与するのはどれか. 
1.咽頭反射
2.角膜反射
3.咳反射
4.前庭眼反射
5.対光反射

解答

1.× 咽頭反射は求心路が舌咽神経,遠心路が迷走神経である.
2.○ 正しい.
3.× 咳反射は求心路が迷走神経,遠心路が迷走・横隔,肋間神経である.
4.× 前庭眼反射は求心路が前庭神経,遠心路が動眼・滑車・外転神経である.
5.× 対光反射は求心路が視神経,遠心路が動眼神経である.


【62】交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進されるのはどれか. 
1.発汗
2.心拍
3.胃の蠕動
4.唾液腺分泌
5.立毛筋収縮

解答

1.× 発汗は交感神経の刺激で促進される.
2.× 心拍は交感神経の刺激で促進される.
3.× 胃の蠕動は副交感神経の刺激で促進される.
4.○ 正しい.
5.× 立毛筋収縮は交感神経の刺激で促進される.


【63】伸張反射について誤っているのはどれか. 
1.筋紡錘が筋の長さを検知する.
2.痙縮では伸張反射が低下する.
3.伸張反射は単シナプス反射である.
4.Ⅰa群神経線維はα運動神経に結合する.
5.錘外筋線維が伸ばされると錘内線維は活動を増す.

解答

1.○ 正しい.
2.× 痙縮では伸張反射が亢進する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【64】心筋について正しいのはどれか. 
1.平滑筋である.
2.単収縮は生じない.
3.ギャップ結合はみられない.
4.静止張力は骨格筋よりも大きい.
5.活動電位持続時間は約5msecである.

解答

1.× 心筋は不随意の横紋筋である.
2.× 心筋は単収縮は生じるが,加重や強縮は起こらない.
3.× 心筋ではギャップ結合がみられる.
4.○ 正しい.
5.× 心筋の活動電位持続時間は約200~300msecである.


【65】排便機構について正しいのはどれか. 
1.骨盤神経は便意に関与する.
2.内肛門括約筋の弛緩は随意的に起こる.
3.排便反射は仙髄から抑制を受けている.
4.大腸の蠕動運動は縦走筋によって生じる.
5.外肛門括約筋は下腹神経の作用で弛緩する.

解答

1.○ 正しい.
2.× 内肛門括約筋の弛緩は不随意的に起こる.
3.× 排便反射は大脳皮質から抑制を受けている.
4.× 大腸の蠕動運動は輪走筋によって生じる.
5.× 外肛門括約筋は陰部神経の作用で収縮する.


【66】体温について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.高齢者は小児よりも高い.
2.直腸温は腋窩温よりも低い.
3.体温調節中枢は小脳にある.
4.午前よりも午後にかけて高くなる.
5.基礎体温は早朝覚醒安静時の体温である.

解答

1.× 高齢者の体温は小児よりも低い.
2.× 直腸温は腋窩温よりも高い.
3.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【67】卵巣について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.重量は成人で約50gである.
2.実質は皮質と髄質に分けられる.
3.卵胞が成熟すると卵巣腔をもつ.
4.原始卵胞は新生児期に約1万個存在する.
5.排卵後の黄体からエストロゲンが産生される.

解答

1.× 重量は成人で約6gである.
2.○ 正しい.
3.× 卵胞が成熟すると卵胞腔をもつ.
4.× 原始卵胞は新生児期に約100万個存在する.
5.○ 正しい.


【68】水溶性ホルモンはどれか.2つ選べ. 
1.エストロゲン
2.グルカゴン
3.コルチゾール
4.サイロキシン
5.バゾプレッシン

解答

1.× エストロゲンは脂溶性ホルモンである.
2.○ 正しい.
3.× コルチゾールは脂溶性ホルモンである.
4.× サイロキシンは脂溶性ホルモンである.
5.○ 正しい.


【69】身体活動のエネルギー代謝で誤っているのはどれか. 
1.20分以上の有酸素運動では脂質より糖質が利用される.
2.筋収縮エネルギーとしてATPが利用される.
3.無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できる.
4.最大酸素摂取量は運動持久力を反映する.
5.グリコーゲンの解糖により乳酸を生じる.

解答

1.× 20分以上の有酸素運動では糖質より脂質が利用される.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【70】肩関節外転150°の時の肩甲上腕関節外転角度で正しいのはどれか. 
1.40°
2.60°
3.80°
4.100°
5.120°

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 肩関節外転150°では肩甲骨上方回旋が50°,肩甲上腕関節が100°外転する.
5.× 誤り.


【71】右下腿の外側面を図に示す.矢印の筋の作用で正しいのはどれか.2つ選べ. 

1.足の底屈
2.足の背屈
3.足の内がえし
4.足の外がえし
5.第2~5指の伸展

解答

1.○ 正しい.
2.× 長腓骨筋は足部外がえしと足関節底屈に作用する.
3.× 長腓骨筋は足部外がえしと足関節底屈に作用する.
4.○ 正しい.
5.× 長腓骨筋は足部外がえしと足関節底屈に作用する.


【72】筋と股関節への作用との組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.腸腰筋 ――― 外旋
2.小殿筋 ――― 内転
3.梨状筋 ――― 外転
4.大腿方形筋 ――― 屈曲
5.恥骨筋 ――― 伸展

解答

1.○ 正しい.
2.× 小殿筋 ――― 股関節外転・内旋
3.○ 正しい.
4.× 大腿方形筋 ――― 股関節外旋・内転
5.× 恥骨筋 ――― 股関節屈曲・内転・外旋


【73】脊椎の回旋運動について正しいのはどれか. 
1.上位頸椎に比べ下位頸椎で可動域が大きい.
2.腰椎に比べ胸椎で可動域が小さい.
3.胸鎖乳突筋は同側回旋に働く.
4.頭板状筋は同側回旋に働く.
5.中斜角筋は対側回旋に働く.

解答

1.× 上位頸椎に比べ下位頸椎で可動域が小さい.
2.× 腰椎に比べ胸椎で可動域が大きい.
3.× 胸鎖乳突筋は対側回旋に働く.
4.○ 正しい.
5.× 中斜角筋は頸椎の屈曲・側屈に働く.


【74】腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じるのはどれか.2つ選べ. 
1.上腕二頭筋
2.上腕三頭筋
3.大胸筋
4.前鋸筋
5.三角筋

解答

1.× 上腕二頭筋は外側神経束の障害で筋力低下が生じる.
2.○ 正しい.
3.× 大胸筋は内側・外側神経束の障害で筋力低下が生じる.
4.× 前鋸筋は長胸神経の障害で筋力低下が生じる.
5.○ 正しい.


【75】がんとその原因となる病原体との組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.膀胱癌 ――― ヘリコバクター・ピロリ菌
2.肝細胞癌 ――― B型肝炎ウイルス
3.子宮頸癌 ――― ヒトパピローマウイルス
4.成人T細胞白血病 ――― Epstein Barrウイルス
5.慢性骨髄性白血病 ――― HTLV-1

解答

1.× 胃癌 ――― ヘリコバクター・ピロリ菌
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× Burkittリンパ腫 ――― Epstein Barrウイルス
5.× 成人T細胞白血病 ――― HTLV-1


【76】急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか. 
1.局所の浮腫
2.白血球の集積
3.フィブリン析出
4.毛細血管の退縮
5.血管透過性の亢進

解答

1.× 局所の浮腫は急性炎症の特徴である.
2.× 白血球の集積は急性炎症の特徴である.
3.× フィブリン析出は急性炎症の特徴である.
4.○ 正しい.
5.× 血管透過性の亢進は急性炎症の特徴である.


【77】痙縮の治療に用いられるボツリヌス毒素の作用部位はどれか. 
1.筋小胞体
2.脊髄前角
3.脊髄前根
4.運動神経終末
5.脊髄後根神経節

解答

1.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
2.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
3.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
4.○ 正しい.
5.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.


【78】抗コリン薬の作用で生じにくいのはどれか. 
1.尿閉
2.便秘
3.流涎
4.せん妄
5.めまい

解答

1.○ 生じやすい.
2.○ 生じやすい.
3.× 流涎は抗コリン薬の作用で生じにくい.
4.○ 生じやすい.
5.○ 生じやすい.


【79】障害受容に至る5つの過程において,一般的に2番目に現れるのはどれか. 
1.混乱期
2.受容期
3.否認期
4.ショック期
5.解決への努力期

解答

1.× 混乱期は障害受容の過程において3番目に現れる.
2.× 受容期は障害受容の過程において5番目に現れる.
3.○ 正しい.
4.× ショック期は障害受容の過程において1番目に現れる.
5.× 解決への努力期は障害受容の過程において4番目に現れる.


【80】防衛機制として誤っているのはどれか. 
1.転移
2.抑圧
3.合理化
4.反動形成
5.スプリッティング

解答

1.× 転移は過去の重要な人物に向けていた感情や態度を無意識的に治療者に投影すること.
2.○ 抑圧は混乱する願望・思考または経験を無意識的に意識から排除すること.
3.○ 合理化は自分に都合の良い理由を作り上げて,自分の行為や思考を正当化すること.
4.○ 反動形成は欲求を満たせないときに,正反対の欲求を発展させ心的平衡を保とうとすること.
5.○ スプリッティングは自分や他人を良いまたは悪い人間と両極端に捉えること.


【81】オペラント条件づけが用いられる認知行動療法の技法はどれか. 
1.系統的脱感作法
2.漸進的筋弛緩法
3.暴露反応妨害法
4.フラッディング法
5.トークンエコノミー法

解答

1.× 系統的脱感作法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
2.× 漸進的筋弛緩法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
3.× 暴露反応妨害法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
4.× フラッディング法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
5.○ 正しい.


【82】左小脳半球梗塞で生じやすい症状はどれか. 
1.右半身感覚障害
2.右上下肢失調症
3.左片麻痺
4.聴覚障害
5.構音障害

解答

1.× 小脳半球梗塞で半身感覚障害は生じにくい.
2.× 左小脳半球梗塞では左上下肢失調症を生じやすい.
3.× 小脳半球梗塞で片麻痺は生じにくい.
4.× 聴覚障害は小脳半球梗塞で生じにくい.
5.○ 正しい.


【83】ASIAの評価法における脊髄の髄節とその感覚支配領域検査のポイントの組合せで正しいのはどれか. 
1.C5 ――― 鎖骨上窩
2.T4 ――― 乳頭
3.T12 ――― 臍
4.L3 ――― 鼠径靱帯
5.S4 ――― 膝窩

解答

1.× C3 ――― 鎖骨上窩
2.○ 正しい.
3.× T10 ――― 臍
4.× T12 ――― 鼠径靱帯
5.× S2 ――― 膝窩


【84】筋量減少が診断基準に含まれるのはどれか. 
1.フレイル
2.サルコペニア
3.ポストポリオ症候群
4.メタボリックシンドローム
5.ロコモティブシンドローム

解答

1.× フレイルの診断基準に筋量減少は含まれない.
2.○ 正しい.
3.× ポストポリオ症候群の診断基準に筋量減少は含まれない.
4.× メタボリックシンドロームの診断基準に筋量減少は含まれない.
5.× ロコモティブシンドロームの診断基準に筋量減少は含まれない.


【85】中脳が中枢となるのはどれか. 
1.Moro反射
2.Galant反射
3.Landau反応
4.陽性支持反射
5.非対称性緊張性頸反射

解答

1.× Moro反射の中枢は脳幹(橋・延髄)である.
2.× Galant反射の中枢は脊髄である.
3.○ 正しい.
4.× 陽性支持反射の中枢は脊髄である.
5.× 非対称性緊張性頸反射の中枢は脳幹(橋・延髄)である.


【86】一次性の変形性関節症にみられるのはどれか.2つ選べ. 
1.ボタン穴変形
2.Charcot関節
3.Bouchard結節
4.Heberden結節
5.スワンネック変形

解答

1.× ボタン穴変形は関節リウマチでみられる関節変形である.
2.× Charcot関節は神経病性関節症である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× スワンネック変形は関節リウマチでみられる関節変形である.


【87】炎症と原因の組合せで誤っているのはどれか. 
1.外傷 ――― 物理的原因
2.日光 ――― 物理的原因
3.寄生虫 ――― 生物学的原因
4.放射線 ――― 化学的原因
5.アルカリ ――― 化学的原因

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 放射線 ――― 物理的原因
5.○ 正しい.


【88】ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染で生じにくいのはどれか. 
1.末梢神経障害
2.無菌性髄膜炎
3.Creutzfeldt-Jakob病
4.ニューモシスチス肺炎
5.進行性多巣性白質脳症〈PML〉

解答

1.○ 生じやすい.
2.○ 生じやすい.
3.× Creutzfeldt-Jakob病はプリオン感染症によって生じる.
4.○ 生じやすい.
5.○ 生じやすい.


【89】多発性硬化症について正しいのはどれか. 
1.女性に多い.
2.高体温で症状が改善する.
3.低緯度地域で有病率が高い.
4.Phalenテストが陽性となる.
5.免疫不全状態で発症しやすい.

解答

1.○ 正しい.
2.× 多発性硬化症は高体温で症状が悪化する.
3.× 多発性硬化症は高緯度地域で有病率が高い.
4.× 手根管症候群でPhalenテストが陽性となる.
5.× 多発性硬化症は免疫不全状態で発症しにくい.


【90】頭部CTを示す.出血部位はどれか. 

1.後頭葉皮質下
2.頭頂葉皮質下
3.尾状核
4.被殻
5.視床

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 正しい.


【91】特発性肺線維症について正しいのはどれか. 
1.特発性間質性肺炎の中で予後が最もよい.
2.胸部で捻髪音を聴取することが多い.
3.湿性咳嗽が主症状である.
4.閉塞性換気障害を示す.
5.急性増悪は稀である.

解答

1.× 特発性肺線維症は特発性間質性肺炎の中で予後が最も悪い.
2.○ 正しい.
3.× 特発性肺線維症は乾性咳嗽が主症状である.
4.× 特発性肺線維症は拘束性換気障害を示す.
5.× 特発性肺線維症は急性増悪をきたすことがある.


【92】狭心症について正しいのはどれか. 
1.強い胸痛が30分以上継続する.
2.心エコーでは発作時にも異常は認めない.
3.不安定狭心症は心筋梗塞には移行しない.
4.負荷心電図におけるST上昇が特徴的である.
5.薬物療法としてニトログリセリンが用いられる.

解答

1.× 狭心症では前胸部絞扼感・圧迫感が3~5分程度継続する.
2.× 狭心症は心エコーで発作時に異常を認める.
3.× 不安定狭心症は心筋梗塞へ移行する可能性がある.
4.× 狭心症は負荷心電図におけるST下降が特徴的である.
5.○ 正しい.


【93】移植片対宿主病〈graft versus host disease:GVHD〉について正しいのはどれか. 
1.腸管に好発する.
2.予後良好である.
3.自己遊離皮弁術後に生じる.
4.好中球による免疫反応である.
5.血液型が一致すれば発症は防止できる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 移植片対宿主病ではステロイド抵抗性の場合予後不良となる.
3.× 自己遊離皮弁術後に移植片対宿主病は生じにくい.
4.× 移植片対宿主病はリンパ球による免疫反応である.
5.× 移植片対宿主病はHLA型が一致すれば発症は防止できる.


【94】人工透析患者の死亡原因として最も多いのはどれか. 
1.肺炎
2.心不全
3.脳出血
4.悪性腫瘍
5.慢性肝炎

解答

1.× 人工透析患者の死亡原因として最も多いのは心不全である.
2.○ 正しい.
3.× 人工透析患者の死亡原因として最も多いのは心不全である.
4.× 人工透析患者の死亡原因として最も多いのは心不全である.
5.× 人工透析患者の死亡原因として最も多いのは心不全である.


【95】理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.昭和45年に制定された.
2.免許は都道府県知事から交付される.
3.免許証返納後に守秘義務は解除される.
4.免許の取り消し理由に大麻中毒がある.
5.理学療法士,作業療法士は名称独占である.

解答

1.× 理学療法士及び作業療法士法は昭和40年に制定された.
2.× 免許は厚生労働大臣から交付される.
3.× 免許証返納後も守秘義務は解除されない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【96】男性に多いのはどれか.2つ選べ. 
1.依存性パーソナリティ障害
2.演技性パーソナリティ障害
3.境界性パーソナリティ障害
4.強迫性パーソナリティ障害
5.反社会性パーソナリティ障害

解答

1.× 依存性パーソナリティ障害は女性に多い.
2.× 演技性パーソナリティ障害は女性に多い.
3.× 境界性パーソナリティ障害は女性に多い.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【97】てんかん患者が複雑部分発作を起こして部屋を歩き回った際の対応として正しいのはどれか. 
1.体をゆする.
2.大声をかける.
3.一緒に移動する.
4.割り箸を嚙ませる.
5.室内に一人きりにする.

解答

1.× 抵抗したり攻撃的な行動をとることもあるため体には触れない.
2.× 大声をかけても発作を抑える効果はない.
3.○ 正しい.
4.× 舌咬傷の危険はないため,割り箸を嚙ませる必要はない.
5.× 室内に一人きりにせず,常に並んで危険な所に行かないように緩やかに誘導する.


【98】疾患と症状の組合せで正しいのはどれか. 
1.Alzheimer型認知症 ――― パーキンソニズム
2.血管性認知症 ――― 情動失禁
3.進行性核上性麻痺 ――― 他人の手徴候
4.大脳皮質基底核変性症 ――― 幻視
5.Lewy小体型認知症 ――― アテトーゼ

解答

1.× Alzheimer型認知症 ――― 取り繕い
2.○ 正しい.
3.× 進行性核上性麻痺 ――― パーキンソニズム
4.× 大脳皮質基底核変性症 ――― 他人の手徴候,パーキンソニズム
5.× Lewy小体型認知症 ――― 幻視,パーキンソニズム


【99】アルコール依存症患者の断酒継続に有効とされるのはどれか. 
1.催眠療法
2.集団療法
3.自律訓練法
4.来談者中心療法
5.修正型電気けいれん療法

解答

1.× 催眠療法は神経症性障害,心身症に有効である.
2.○ 正しい.
3.× 自律訓練法は不安神経症,強迫性障害,心身症,不眠症に有効である.
4.× 来談者中心療法は児童,親,大学生などのカウンセリングに用いられる.
5.× 修正型電気けいれん療法はうつ病に有効である.


【100】うつ病について正しいのはどれか. 
1.脱感作法を行う.
2.心理教育は行わない.
3.躁病相がないか確認する.
4.修正型電気けいれん療法は無効である.
5.薬物療法の第一選択はベンゾジアゼピン系薬物である.

解答

1.× 脱感作法は強迫性神経症や恐怖症性不安障害に対して用いられる.
2.× うつ病には心理教育が行われる.
3.○ 正しい.
4.× うつ病には修正型電気けいれん療法が有効である.
5.× うつ病の薬物療法の第一選択はSSRIやSNRIである.


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