第56回理学療法士・作業療法士国家試験 午前51~100

【51】大菱形骨に接するのはどれか. 
1.月状骨
2.三角骨
3.舟状骨
4.有鈎骨
5.有頭骨

解答

1.× 月状骨は有鉤骨,有頭骨,三角骨,舟状骨に接する.
2.× 三角骨は有鉤骨,豆状骨,月状骨に接する.
3.○ 正しい.
4.× 有鈎骨は三角骨,月状骨,有頭骨と接する.
5.× 有頭骨は有鈎骨,小菱形骨,月状骨,舟状骨と接する.


【52】橈骨粗面に付着する筋はどれか. 
1.肘筋
2.上腕筋
3.腕橈骨筋
4.上腕二頭筋
5.橈側手根屈筋

解答

1.× 肘筋は肘頭,尺骨後面に付着する.
2.× 上腕筋は尺骨粗面に付着する.
3.× 腕橈骨筋は橈骨茎状突起に付着する.
4.○ 正しい.
5.× 橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆に付着する.


【53】大転子に付着しない筋はどれか.2つ選べ. 
1.腸骨筋
2.大殿筋
3.中殿筋
4.梨状筋
5.内閉鎖筋

解答

1.× 腸骨筋は大腿骨小転子に付着する.
2.× 大殿筋は大腿骨殿筋粗面に付着する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【54】健常成人において脊椎に対する脊髄最下端の位置はどれか. 
1.第9~第10胸椎
2.第11~第12胸椎
3.第1~第2腰椎
4.第3~第4腰椎
5.第5腰椎~第1仙椎

解答

1.× 脊髄最下端の位置は第1~第2腰椎である.
2.× 脊髄最下端の位置は第1~第2腰椎である.
3.○ 正しい.
4.× 脊髄最下端の位置は第1~第2腰椎である.
5.× 脊髄最下端の位置は第1~第2腰椎である.


【55】頸動脈小体を支配するのはどれか. 
1.滑車神経
2.三叉神経
3.顔面神経
4.舌咽神経
5.副神経

解答

1.× 頸動脈小体を支配するのは舌咽神経である.
2.× 頸動脈小体を支配するのは舌咽神経である.
3.× 頸動脈小体を支配するのは舌咽神経である.
4.○ 正しい.
5.× 頸動脈小体を支配するのは舌咽神経である.


【56】心臓について正しいのはどれか. 
1.僧帽弁は三尖弁である.
2.冠静脈洞は右心房に開口する.
3.大動脈弁には腱索が付着する.
4.冠動脈は大動脈弓から分岐する.
5.右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる.

解答

1.× 僧帽弁は二尖弁である.
2.○ 正しい.
3.× 房室弁には腱索が付着する.
4.× 冠動脈は大動脈から分岐する.
5.× 左冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる.


【57】上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか. 
1.奇静脈
2.鎖骨下静脈
3.上腸間膜静脈
4.腎静脈
5.脾静脈

解答

1.○ 正しい.
2.× 鎖骨下静脈は腕頭静脈を介して上大静脈に注ぐ.
3.× 上腸間膜静脈は門脈に流入する.
4.× 腎静脈は下大静脈に直接流入する.
5.× 脾静脈は門脈に流入する.


【58】筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.下斜筋 ――― 外転神経
2.下直筋――― 視神経
3.上眼瞼挙筋 ――― 動眼神経
4.上斜筋 ――― 滑車神経
5.内側直筋 ――― 眼神経

解答

1.× 下斜筋 ――― 動眼神経
2.× 下直筋――― 動眼神経
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 内側直筋 ――― 動眼神経


【59】中耳について正しいのはどれか. 
1.キヌタ骨は鼓膜に接している.
2.耳管に分布する動脈は迷路動脈である.
3.アブミ骨筋の支配神経は下顎神経である.
4.キヌタ骨の短脚はアブミ骨と関節を形成する.
5.アブミ骨底は内耳の前庭窓にはまり込んでいる.

解答

1.× ツチ骨は鼓膜に接している.
2.× 耳管に分布する動脈は上行咽頭動脈である.
3.× アブミ骨筋の支配神経は顔面神経である.
4.× キヌタ骨の長脚はアブミ骨と関節を形成する.
5.○ 正しい.


【60】右下腿後面を図に示す.ヒラメ筋の触知部位で最も適切なのはどれか. 

1.①
2.②
3.③
4.④
5.⑤

解答

1.× ①半膜様筋
2.× ②腓腹筋
3.× ③腓腹筋
4.○ 正しい.
5.× ⑤アキレス腱


【61】細胞小器官について誤っているのはどれか. 
1.ミトコンドリアはDNAを持つ.
2.リソソームは加水分解酵素を持つ.
3.Golgi装置はリボソームを形成する.
4.ペルオキシソームは酸化酵素を持つ.
5.粗面小胞体ではタンパク質が合成される.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× ゴルジ装置はリソソームを形成する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【62】骨格筋について正しいのはどれか. 
1.活動電位は筋収縮に遅れて発生する.
2.伸張反射の感覚受容器は筋紡錘である.
3.筋に単一刺激を加えると強縮が生じる.
4.神経筋接合部にはアドレナリン受容体が分布する.
5.筋小胞体から放出されたNa⁺がトロポニンに結合する.

解答

1.× 活動電位は筋収縮よりも先に発生する.
2.○ 正しい.
3.× 筋に単一刺激を加えると短収縮が生じる.
4.× 神経筋接合部にはアセチルコリン受容体が分布する.
5.× 筋小胞体から放出されたCa+がトロポニンに結合する.


【63】微小循環について誤っているのはどれか. 
1.物質輸送機構は拡散である.
2.メタ細動脈は平滑筋を持つ.
3.毛細血管は内皮細胞を持つ.
4.血流速度は毛細血管の細静脈端で最速になる.
5.細動脈は血管抵抗を決定する主要部位である.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 血流速度は毛細血管の細静脈端で最小になる.
5.○ 正しい.


【64】平衡聴覚器について正しいのはどれか. 
1.三半規管は重力に反応する.
2.球形嚢班に聴覚受容器がある.
3.卵形嚢は角加速度に反応する.
4.三半規管の受容器は膨大部稜にある.
5.三半規管のクプラは耳石膜で覆われている.

解答

1.× 三半規管は回転加速度に反応する.
2.× コルチ器に聴覚受容器がある.
3.× 卵形嚢は直線加速度に反応する.
4.○ 正しい.
5.× 卵形嚢・球形嚢の有毛細胞は耳石膜で覆われている.


【65】心臓について正しいのはどれか. 
1.冠動脈の血流は収縮期に増加する.
2.左心房と左心室は同時に収縮が始まる.
3.心筋は伸張されると収縮力が低下する.
4.心筋の収縮はH⁺の細胞内流入により生じる.
5.ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加させる.

解答

1.× 冠動脈の血流は収縮期に低下する.
2.× 左心室は左心房の後に収縮が始まる.
3.× 心筋は伸張されると収縮力が増加する.
4.× 心筋の収縮は主にCa²⁺の細胞内流入により生じる.
5.○ 正しい.


【66】膵液について正しいのはどれか. 
1.酸性を示す.
2.脂肪分解酵素は含まれない.
3.膵液の主成分はインスリンである.
4.膵液分泌量は1日約300mLである.
5.セクレチンは膵液の分泌を促進させる.

解答

1.× 膵液はアルカリ性を示す.
2.× 膵液の脂肪分解酵素はリパーゼである.
3.× 膵液の主成分は水と電解質と酵素である.
4.× 膵液分泌量は1日約1500mLである.
5.○ 正しい.


【67】畜尿時に作用する体性運動神経はどれか. 
1.陰部神経
2.下殿神経
3.下腹神経
4.骨盤神経
5.閉鎖神経

解答

1.○ 正しい.
2.× 下殿神経は大殿筋を支配する体性神経である.
3.× 下腹神経は排尿筋を弛緩し,内尿道括約筋を収縮する自律神経である.
4.× 骨盤神経は排尿筋収縮と内尿道括約筋を弛緩させる自律神経である.
5.× 閉鎖神経は恥骨筋,薄筋,長・短・大内転筋,外閉鎖筋を支配する体性神経である.


【68】副腎皮質ホルモンについて正しいのはどれか. 
1.血糖値に影響しない.
2.ストレス時に変動しない.
3.早朝に分泌が最大となる.
4.ペプチドホルモンである.
5.アドレナリンから生合成される.

解答

1.× 副腎皮質ホルモンは血糖値に影響する.
2.× 副腎皮質ホルモンはストレス時に変動する.
3.○ 正しい.
4.× 副腎皮質ホルモンはステロイドホルモンである.
5.× 副腎皮質ホルモンはコレステロールから生合成される.


【69】エネルギー代謝率の計算式で正しいのはどれか. 
1.内的仕事量 ÷ 全仕事量
2.労作代謝量 ÷ 基礎代謝量
3.基礎代謝量 ÷ 基準体表面積
4.労作代謝量 ÷ 安静時代謝量
5.基礎代謝実測値 ÷ 基礎代謝基準値

解答

1.× エネルギー代謝率(RMR)= 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量
2.○ 正しい.
3.× エネルギー代謝率(RMR)= 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量
4.× エネルギー代謝率(RMR)= 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量
5.× エネルギー代謝率(RMR)= 労作代謝量 ÷ 基礎代謝量


【70】筋の作用で正しいのはどれか. 
1.内側翼突筋は両側が同時に作用すると下顎骨を前に突き出す.
2.咬筋は片側だけが作用すると下顎骨を同側に移動させる.
3.オトガイ横筋は下唇を突き出し小さなくぼみを作る.
4.大頬骨筋は口角を引き上げる.
5.皺眉筋は眉毛を挙上する.

解答

1.× 内側翼突筋は両側が同時に作用すると下顎骨を前上方に引き上げる.
2.× 咬筋は片側だけが作用すると下顎骨を反対側に移動させる.
3.× オトガイ横筋は二重顎を作る.
4.○ 正しい.
5.× 皺眉筋は眉毛を内下方に引き,左右眉間の縦のひだを作る.


【71】嚥下反射時に活動する筋の中で舌骨下降作用があるのはどれか. 
1.顎舌骨筋
2.顎二腹筋
3.茎突舌骨筋
4.甲状舌骨筋
5.オトガイ舌骨筋

解答

1.× 顎舌骨筋は舌骨を引き上げる.
2.× 顎二腹筋は舌骨を引き上げる.
3.× 茎突舌骨筋は舌骨を後上方へ引く.
4.○ 正しい.
5.× オトガイ舌骨筋は舌骨を引き上げる.


【72】関節可動域測定法(日本整形外科学会,日本リハビリテーション医学会基準による)における胸腰部回旋の基本軸で正しいのはどれか. 
1.仙骨後面
2.肩峰を通る床への垂直線
3.両側の上後腸骨棘を結ぶ線
4.ヤコビー〈Jacoby〉線の中心に立てた垂直線
5.第7頸椎棘突起と第1仙椎の棘突起を結ぶ線

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 胸腰部回旋の基本軸は両側の上行腸骨棘を結ぶ線である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


【73】上肢の筋と作用の組合せで正しいのはどれか. 
1.上腕二頭筋 ――― 肩関節外旋
2.上腕三頭筋――― 肩関節内旋
3.腕橈骨筋 ――― 前腕回内
4.円回内筋 ――― 肘関節伸展
5.上腕筋 ――― 前腕回外

解答

1.× 上腕二頭筋 ――― 肩関節屈曲・外転<長頭>・内転<短頭>,肘関節屈曲,前腕回外
2.× 上腕三頭筋――― 肘関節伸展,肩関節伸展・内転<長頭>
3.○ 正しい.
4.× 円回内筋 ――― 肘関節屈曲,前腕回内
5.× 上腕筋 ――― 肘関節屈曲


【74】運動学習におけるパフォーマンスの知識はどれか. 
1.フィギュアスケートの得点
2.投球のストライク判定
3.50m平泳ぎのタイム
4.サッカーのゴール数
5.宙返りの空中姿勢

解答

1.× フィギュアスケートの得点は結果の知識(KR)である.
2.× 投球のストライク判定は結果の知識(KR)である.
3.× 50m平泳ぎのタイムは結果の知識(KR)である.
4.× サッカーのゴール数は結果の知識(KR)である.
5.○ 正しい.


【75】心電図の房室ブロックの所見で正しいのはどれか. 
1.Wenckebach型房室ブロックではPR間隔が不変である.
2.第1度房室ブロックではQRS波は脱落しない.
3.第1度房室ブロックではPR間隔が0.1秒以上になる.
4.第3度房室ブロックではP波が完全に脱落している.
5.MobitzⅡ型房室ブロックではPR間隔が徐々に延長する.

解答

1.× Wenckebach型房室ブロックではPR間隔が徐々に延長する.
2.○ 正しい.
3.× 第1度房室ブロックではPR間隔が0.2秒以上になる.
4.× 第3度房室ブロックではP波とQ波がそれぞれ無関係にリズムを刻む.
5.× MobitzⅡ型房室ブロックではPR間隔が不変である.


【76】腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はどれか. 
1.MRI
2.単純CT
3.血管造影
4.単純エックス線
5.骨シンチグラフィー

解答

1.○ 腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はMRIである.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


【77】機能的イレウスの原因となるのはどれか. 
1.大腸癌
2.腸重積
3.長期臥床
4.内ヘルニア
5.腹腔内癒着

解答

1.× 大腸癌は機械的イレウスの原因となる.
2.× 腸重積は機械的イレウスの原因となる.
3.○ 正しい.
4.× 内ヘルニアは機械的イレウスの原因となる.
5.× 腹腔内癒着は機械的イレウスの原因となる.


【78】記憶過程の要素として正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.記銘
2.計画立案
3.想起
4.転換
5.配分

解答

1.○ 正しい.
2.× 記憶過程の要素は符号化(記銘),貯蔵(保持),検索(想起)である.
3.○ 正しい.
4.× 転換は注意障害の分類である.
5.× 配分は注意障害の分類である.


【79】イラスト風に描かれた人物のセリフを書き込む形式の心理検査はどれか. 
1.SCT
2.P-Fスタディ
3.バウムテスト
4.モーズレイ性格検査〈MPI〉
5.Revised NEO Personality Inventory〈NEO-PI-R〉

解答

1.× SCT(文章完成法テスト)は単語・未完成の短文を刺激として文章を完成させる投影法である.
2.○ 正しい.
3.× バウムテストは実のなる木を一本描かせる投影法である.
4.× モーズレイ性格検査〈MPI〉は質問法による性格検査である.
5.× Revised NEO Personality Inventory〈NEO-PI-R〉は青年~老年までを対象とした5因子人格検査である.


【80】認知療法を発展させたのは誰か. 
1.A.Beck
2.S.Freud
3.C.Rogers
4.H.Eysenck
5.H.Sullivan

解答

1.○ 正しい.
2.× Freud ――― 自由連想法
3.× C.Rogers ――― 来談者中心療法
4.× H.Eysenck ――― 行動療法
5.× H.Sullivan ――― 対人関係論


【81】老年期における精神保健上の問題として正しいのはどれか. 
1.自我同一性の獲得
2.エディプス葛藤
3.空の巣症候群
4.モラトリアム
5.社会的孤立

解答

1.× 自我同一性の獲得は青年期における精神保健上の問題である.
2.× エディプス葛藤は学童前期における精神保健上の問題である.
3.× 空の巣症候群は中高年期における精神保健上の問題である.
4.× モラトリアムは青年期における精神保健上の問題である.
5.○ 正しい.


【82】Tinel徴候が陽性となるのはどれか. 
1.視床症候群
2.手根管症候群
3.Cushing症候群
4.内側縦束症候群
5.Shy-Drager症候群

解答

1.× 視床症候群でTinel徴候は陰性となる.
2.○ 正しい.
3.× Cushing症候群でTinel徴候は陰性となる.
4.× 内側縦束症候群でTinel徴候は陰性となる.
5.× Shy-Drager症候群でTinel徴候は陰性となる.


【83】第7頸髄後根の障害で生じるのはどれか. 
1.下垂手
2.Horner徴候
3.腕橈骨筋の萎縮
4.上腕三頭筋腱反射の低下
5.上腕二頭筋の線維束性収縮

解答

1.× 下垂手は橈骨神経の障害で生じる.
2.× Horner徴候は交感神経の障害で生じる.
3.× 腕橈骨筋の萎縮は橈骨神経の障害で生じる.
4.○ 正しい.
5.× 上腕二頭筋の線維束性収縮は筋皮神経の障害で生じる.


【84】切断について正しいのはどれか. 
1.上腕切断(短断端)では肩内転拘縮を生じやすい.
2.前腕切断(中断端)では肘伸展拘縮を生じやすい.
3.Chopart関節離断では足内反変形を生じやすい.
4.Lisfranc関節離断では足外反変形を生じやすい.
5.大腿切断(標準切断)では股内転拘縮を生じやすい.

解答

1.× 上腕切断(短断端)では肩外転拘縮を生じやすい.
2.× 前腕切断(中断端)では肘屈曲拘縮を生じやすい.
3.○ 正しい.
4.× Lisfranc関節離断では足内反変形を生じやすい.
5.× 大腿切断(標準切断)では股屈曲・外転・外旋拘縮を生じやすい.


【85】悪性リンパ腫について正しいのはどれか. 
1.腫瘤形成は稀である.
2.多発性骨髄腫はT細胞に由来する.
3.B細胞性リンパ腫が15%を占める.
4.非ホジキンリンパ腫が5%を占める.
5.リンパ球を発生母体とする腫瘍である.

解答

1.× 悪性リンパ腫において腫瘤形成は多くみられる.
2.× 多発性骨髄腫はB細胞に由来する.
3.× 悪性リンパ腫ではB細胞性リンパ腫が85%を占める.
4.× 悪性リンパ腫では非ホジキンリンパ腫が95%を占める.
5.○ 正しい.


【86】骨折の名称と部位の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.Cotton骨折 ――― 大腿骨
2.Dupuytren骨折 ――― 第1中手骨
3.Galeazzi骨折 ――― 橈骨
4.Jefferson骨折 ――― 環椎
5.Straddle骨折 ――― 上腕骨

解答

1.× Cotton骨折 ――― 内・外果および脛骨後方骨折
2.× Dupuytren骨折 ――― 内・外果骨折
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× Straddle骨折 ――― 恥骨・座骨骨折


【87】視床痛について正しいのはどれか. 
1.CRPS〈複合性局所疼痛症候群〉typeⅠに分類される.
2.発症頻度は脳卒中患者の30%程度である.
3.脳卒中発症直後に生じる症例が多い.
4.鎮痛剤は無効であることが多い.
5.手部に腫脹を伴う.

解答

1.× 視床痛はCRPS〈複合性局所性疼痛症候群〉に分類されない.
2.× 視床痛の発症頻度は脳卒中患者の8%程度である.
3.× 視床痛は脳卒中発症から1か月以上後に出現する.
4.○ 正しい.
5.× 肩手症候群で手部に腫脹を伴う.


【88】心原性脳塞栓症の原因として誤っているのはどれか. 
1.卵円孔開存
2.拡張型心筋症
3.三尖弁狭窄症
4.慢性心房細動
5.感染性心内膜炎

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 三尖弁狭窄症は心原性脳塞栓症の原因でない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


【89】進行性核上性麻痺について正しいのはどれか. 
1.延髄が萎縮する.
2.L-dopaが著効する.
3.頸部が前屈位となる.
4.垂直方向の眼球運動障害を呈する.
5.MIBG心筋シンチグラフィーで心/縦隔比が低下する.

解答

1.× 進行性核上性麻痺は中脳被蓋が萎縮する.
2.× 進行性核上性麻痺はL-dopaに対する反応性が悪い.
3.× 進行性核上性麻痺は頸部が後屈位となる.
4.○ 正しい.
5.× MIBG心筋シンチグラフィーで心/縦隔比が低下するのはパーキンソン病とLewy小体型認知症である.


【90】疾患と遺伝形式の組合せで正しいのはどれか. 
1.筋強直性ジストロフィー ――― 常染色体優性遺伝
2.脊髄性進行性筋萎縮症 ――― 伴性劣性遺伝
3.Becker型筋ジストロフィー ――― 常染色体劣性遺伝
4.Duchenne型筋ジストロフィー ――― 常染色体優性遺伝
5.Huntington病 ――― 伴性劣性遺伝

解答

1.○ 正しい.
2.× 脊髄性進行性筋萎縮症 ――― 常染色体劣性遺伝
3.× Becker型筋ジストロフィー ――― 伴性劣性遺伝
4.× Duchenne型筋ジストロフィー ――― 伴性劣性遺伝
5.× Huntington病 ――― 常染色体優性遺伝


【91】急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見で上昇がみられないのはどれか. 
1.クレアチニン
2.トロポニンT
3.ミオグロビン
4.乳酸脱水素酵素(LD)
5.クレアチニンキナーゼ(CK)

解答

1.× クレアニチンは腎機能低下時に上昇する.
2.○ 上昇する.
3.○ 上昇する.
4.○ 上昇する.
5.○ 上昇する.


【92】遠城寺式乳幼児分析的発達検査(九大小児科改訂版)で1歳6か月までに獲得されるのはどれか. 
1.ボールを前にける.
2.積木を横に二つ以上ならべる.
3.お菓子のつつみ紙をとって食べる.
4.親から離れて遊ぶ.
5.大きい,小さいがわかる.

解答

1.× 「ボールを前にける」…1歳9か月~2歳
2.× 「積木を横に二つ以上ならべる」…1歳9か月~2歳
3.○ 正しい.
4.× 「親から離れて遊ぶ」…1歳9か月~2歳
5.× 「大きい,小さいがわかる」…2歳3か月~2歳6か月


【93】COPDについて正しいのはどれか. 
1.肺癌を合併することは稀である.
2.安静時エネルギー消費量が減少している.
3.増悪時の補助換気療法は非侵襲的陽圧換気〈NIPPV〉が用いられる.
4.呼吸リハビリテーションを行なっても抑うつ・不安の改善は得られない.
5.COPD assessment test〈CAT〉は点数が高いほどQOLが高いことを示す.

解答

1.× COPDにおいて肺癌の合併は多くみられる.
2.× COPDでは安静時エネルギー消費量が増加している.
3.○ 正しい.
4.× COPDでは呼吸リハビリテーションにより抑うつ・不安の改善が得られる.
5.× COPD assessment test〈CAT〉は点数が低いほどQOLが高いことを示す.


【94】介護保険制度について正しいのはどれか. 
1.財源はすべて公費で負担される.
2.都道府県の担当部署に申請する.
3.利用者は自由に事業者を選定できる.
4.第二号被保険者の対象年齢は65歳以上である.
5.介護度は介護認定審査会の1次判定で決定される.

解答

1.× 介護保険制度の財源は公費と保険料からなる.
2.× 市区町村の担当部署に申請する.
3.○ 正しい.
4.× 第一号被保険者の対象年齢は65歳以上である.
5.× 介護度は介護認定審査会の2次判定で決定される.


【95】de Quervain〈ドケルバン〉病で腱鞘炎を起こすのはどれか. 
1.固有示指伸筋腱
2.尺側手根伸筋腱
3.総指伸筋腱
4.長母指外転筋腱
5.長母指伸筋腱

解答

1.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.
2.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.
3.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.
4.○ 正しい.
5.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.


【96】我が国の65歳以上の高齢者における軽度認知障害〈MCI〉の有病率として適切なのはどれか. 
1.5%
2.15%
3.35%
4.50%
5.70%

解答

1.× 誤り.
2.○ 軽度認知障害の有病率は15%である.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


【97】知的障害がみられうる疾患の中で,皮膚色素沈着(カフェオレ班)が特徴的なのはどれか. 
1.結節性硬化症
2.神経線維腫症
3.ネコ鳴き症候群
4.Williams症候群
5.Prader-Willi症候群

解答

1.× 結節性硬化症は顔面血管腫,てんかん,知的障害を主徴とする常染色体優性遺伝性疾患である.
2.○ 正しい.
3.× ネコ鳴き症候群は低出生体重,成長障害,知的障害,甲高い猫のような泣き声を特徴とする常染色体異常症候群である.
4.× Williams症候群は成長障害,知的障害,特異願望を特徴とする常染色体優性遺伝性疾患である.
5.× Prader-Willi症候群は内分泌学的異常と神経学的異常(知的障害など)を特徴とする常染色体異常症候群である.


【98】暴露反応妨害法が有効なのはどれか. 
1.強迫性障害
2.身体化障害
3.神経性過食症
4.全般性不安障害
5.PTSD〈外傷後ストレス障害〉

解答

1.○ 正しい.
2.× 身体化障害には支持的精神療法,認知行動療法が有効である.
3.× 神経性過食症には認知行動療法が有効である.
4.× 全般性不安障害にはリラクセーションや認知療法が有効である.
5.× PTSD〈外傷後ストレス障害〉には持続エクスポージャー法が有効である.


【99】ナルコレプシーに認められない症状はどれか. 
1.睡眠発作
2.睡眠麻痺
3.入眠時幻覚
4.けいれん発作
5.情動脱力発作

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× ナルコレプシーは睡眠発作,情動脱力発作,睡眠麻痺,入眠時幻覚を4主徴とする疾患である.
5.○ 正しい.


【100】てんかんについて正しいのはどれか. 
1.女性に多い.
2.単純部分発作は意識障害を伴わない.
3.高齢になるとてんかんの発症率は低下する.
4.熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する.
5.症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い.

解答

1.× てんかんの発生頻度に性差はほとんどない.
2.○ 正しい.
3.× 高齢になるとてんかんの発症率は増加する.
4.× 熱性けいれんがてんかんに移行することは極めて少ない.
5.× 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が悪い.


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